私は20代で 5回の転職 をしましたが、今現在はその経験を活かし、自分に一番合っていると思える仕事 に就くことができています。
「転職を繰り返したらキャリアに傷がつくのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
実際、私も20代の頃はそうした不安を抱えながら転職を繰り返していました。
しかし振り返ると、その経験は決して無駄ではなく、むしろ「自分に合う働き方」や「後悔しない転職の選び方」を知る大きなきっかけになったと感じています。
本記事では、私が20代で5回転職して学んだリアルな気づきをもとに、これから転職を考えている方に向けて「後悔しない転職の選び方」をお伝えします。
20代で5回も転職した理由
が20代で5回も転職したのには、ネガティブな理由とポジティブな理由の両方がありました。
ネガティブな理由
• 人間関係が合わなかった:職場の雰囲気に馴染めず、働き続けるのが難しかった。
• 仕事内容が自分に合わなかった:販売や営業の仕事はやりがいがあったが、体力面やプレッシャーで長続きしなかった。
• 長期的に続けるのが難しいと判断:転勤や、出張が多いなど、将来を考えたときに「この働き方を10年続けられるか?」と疑問を持ち、早めに方向転換した。
ポジティブな理由
• 販売から営業へキャリアチェンジ:コミュニケーション力を活かしながら、新たな挑戦をした。
• 営業を通じて事務職に向いていると気づいた:数字に追われる日々で「裏方で支える方が自分に合う」と理解できた。
• 事務職から人事・総務へキャリアアップ:事務を経験する中で人事に興味を持ち、今は安定して働けている。
転職を繰り返して学んだこと
転職を5回経験したからこそ分かった大きな教訓があります。
1. 転職は「逃げ」ではなく「選択」
合わない環境に無理に居続けるより、環境を変えた方が前向きに働ける。
2. やってみないと向き不向きは分からない
営業に挑戦したからこそ、事務職の適性に気づけた。
3. 短期離職でも得られるものはある
営業で学んだ提案力や数字意識は、事務・人事にも活きている。
4. 自分の「軸」を持つことが大切
給与や条件だけで選ぶと続かない。「人と関わりながらサポートできるか」が私の軸になった。
職種ごとの学び
◯販売職
・接客を通してコミュニケーション力を磨けた。
・短期間での転勤は大変だったが、多くの人と関わる楽しさを知れた。
◯営業職
・成果主義の厳しさと会社の顔であるという責任感を強く感じた。
・ここで「裏方で支える方が向いている」と実感できた。
◯事務職
・正確さや効率性を学び、PCスキルも向上した。
・さらに人事分野に興味を持ち、現在の人事・総務職につながった。
何をしたいかわからないからこそ転職すると良い
私が20代で気づいたのは、「何をしたいかわからないからこそ、動くべき」 ということです。
・何をしたいかわからないなら、とにかく挑戦してみる
・合わない仕事を経験することで、合う仕事が見えてくる
・環境を変えることで、自分の「軸」が明確になっていく
転職を通じて少しずつ、自分にとって大切なものが分かってきました。
20代で転職を考えている人へのメッセージ
転職は全く恐れる必要はありません。むしろ20代だからこそ挑戦すべきだと私は考えます。
もちろん、理由が明確でないまま転職を繰り返すと同じことを繰り返してしまいます。
企業側から見ても「またすぐ辞めるのでは?」という不安を与えかねません。
だからこそ大事なのは、転職を無駄にしない工夫 です。
・辞める理由をはっきりさせる
・活かせるスキルや経験を整理する
・転職理由を前向きに伝えられるようにする
これができれば、転職回数はマイナスではなく経験として強みに変わります。
まとめ|20代の転職は「自分を知るためのプロセス」
20代で5回転職を経験した私は、転職は「失敗の証」ではなく 自分を知るプロセス だと強く感じています。
もちろん転職回数が多いことはマイナスに見られる部分もあります。
ですが大切なのは 回数ではなく、そこから何を学び、どう成長したか です。
若いうちに挑戦した経験は、必ず後のキャリアの安定につながります。
いま悩んでいる方も、ぜひ自分の選択に自信を持ち、後悔しないキャリアを築いてください。
(執筆:Nayo/キャリコイ)
